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鋼繊維補強コンウリート、SFRC / こうせんいほきょうこんくりーと トンネル用語集 支保工


項目 こうせんいほきょうこんくりーと/鋼繊維補強コンウリート、SFRC
英語 steel fiber reinforced concrete
独語 Stahlfaserbeton
仏語 bton arm aux fibres d'acier
意味 直径が0.3〜0.6mm、長さが20〜40mm程度の短い鋼繊維が、ランダム配向状態で、一様に分散するように混入されたコンクリートをいう。鋼繊維の使用量は一般に容積比で1〜2%程度(重量で80〜150kg/m3)である。鋼繊維補強コンクリートは従来のコンクリートに比べて、①ひびわれに対する抵抗性が大きい、②じん性が高い、③引張強度、曲げ強度、せん断強度が高い、④凍結融解作用に対する抵抗性が高い、等の優れた特性をもつ。その特性はコンクリートの配合、鋼繊維の混入率、形状寸法、配向ならびに分散状況によって大きい影響を受ける。道路や空港の舗装用、建築用部材のほかに、吹付けコンクリー卜としてトンネルの支保工や覆工等にも使用され、効果をあげつつある。